2009年9月19日土曜日

シミ取りの治療法

シミ取りには、ケミカルピーリングという方法もあり、これはレーザー治療のような高価な治療と違い、経済的負担は少なくてすみます。特殊な薬剤を使い肌の角質を剥がしながら新陳代謝を促すことでシミを取る、というのがケミカルピーリングなのです。数々あるシミ取りの薬剤の中で、たとえばグリコール酸やAHA、フルーツ酸といった薬剤が使われますが、これらが皮膚に塗られるとによって肌のターンオーバーが活性化されるのです。ケミカルピーリングの良いところは、大変短い時間で施術が終わり、シミ取りの治療としては比較的気軽に行うことができるというところです。専門の皮膚科であれば、詳しい相談もできるので、できればそういうところで施術をしてもらうと良いでしょう。ケミカルピーリングを受けた後は一時的に肌が水分不足になったり皮膚が敏感になったりすることがあります。そういった説明も含め、病院でのアドバイスをきちんと受け、スキンケアや紫外線対策をすることが大切です。シミ取りの治療法で欧米で主流になりつつあるのがトレチノイン療法で、トレチノインとはビタミンAの一種なのです。皮膚に直接塗ることによって肌の奥底にたまった角質を溶かすことができます。トレチノインにより皮膚の新陳代謝やターンオーバーを促進させてメラニン色素を排出させます。ただし、このシミ取り治療では、肌が赤くなって炎症を起こしたり、ヒリヒリすることがあるので医師の指示をしっかり受けて、その後のスキンケアすることが必要になります。このトレチノイン治療は塗り薬を塗るだけの簡単な方法で、しかも費用も安く数週間でシミを取り除くことができるので、これから少しずつ日本でも普及していくかもしれません。

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