2009年6月22日月曜日

クレンジングオイルの界面活性剤

クレンジングオイルに使われている界面活性剤という物質は、肌に悪いものと思われがちですが、汚れを落とすためにはどうしても必要な成分で、水と油が混ざりやすくなるような働きをします。この界面活性剤の働きによって、油性の汚れが落とされるのです。界面とは、異質物質同士の接触した面をいっていて、例えるなら水と油ですね。ただ、使い過ぎると肌本来の油分まで落としてしまうので、クレンジングオイルを使う場合は注意が必要です。同じ油や汚れを落とす石鹸には、界面活性剤が含まれていないのです。クレンジングオイルを選ぶ際は、質の良い界面活性剤が入ったものを選び、湿疹など肌のトラブルにつながらないようにしましょう。洗った後、手肌にぬるぬるした感じが残っていたら、それは界面活性剤が残っているという証拠なので、しっかり洗い落とす必要があります。合成界面活性剤というものがありますが、こちらは科学的に作られた界面活性剤であり、肌表面のバリアを壊してしまいます。肌への悪影響がわかっている合成界面活性剤ですが、肌だけにとどまらず、それ以外の面にも悪い影響があると報告されています。私達の、生活の身近に使われていますが、大気汚染など重要な課題を残しているのも事実なのです。クレンジングオイルを購入する際は、こういう点も頭に入れて、成分表示をしっかり調べておきましょう。クレンジングオイルには、界面活性剤を使用していないものもあるので、自分の肌質を考えて、そのようなものを選ぶといいでしょう。

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