2009年6月15日月曜日

基礎化粧での保湿がポイント

基礎化粧では、化粧水で水分を与えた後に活躍するのが乳液や美容液ですが、化粧水は水分補給と考えます。化粧水でせっかく補った水分を蒸発させてしまっては何の意味もありません。皮膚に膜を作って水分の蒸発を防ぎ、化粧水の成分を肌の中に留める効果があるのが美容液や乳液です。肌には角質層と呼ばれる部分があり、これが刺激から肌を守るバリアとなっています。基礎化粧の目的である肌の保湿力の高い状態とは、この角質層がみずみずしく正常な状態にある時です。肌は角質層のバリア機能が失われると外部からの刺激に弱くなり、乾燥しやすくなってにきびや肌荒れの原因になります。乾燥した角質層は剥がれやすくなり、ますますバリア機能が弱まります。角質層内でバリア機能を司るセラミドは、乾燥などで角質層が乱れると流れ出てしまいます。セラミドの不足は肌のバリア機能の不全を招きます。基礎化粧品でバリア機能を補うことで、肌 の潤いを保ちます。保湿力の高い基礎化粧品を求めるならば、セラミド入りのものがいいでしょう。基礎化粧品にコラーゲンやヒアルロン酸を含むものも肌のうるおいを保つ可能性があります。十分な保湿効果を求めるならば化粧水を用いて肌に水分を与えるだけでなく、乳液や美容液を使って肌に与えた水分を守り維持した方が効果的です。肌の保湿は、基礎化粧品による日々のスキンケアが鍵です。

0 件のコメント:

コメントを投稿