2009年7月1日水曜日

洗顔料の選び方

洗顔方法を決める前には、まず自分に合う洗顔料を使わなければなりません。どんな洗顔料を選ぶかによって、洗顔の良し悪しが左右されるのです。洗顔料の宣伝では、弱酸性の優しさを強調した商品が多いように思えます。人の皮膚の表面が弱酸性だということに注目して、同じ弱酸性で皮膚への負担を軽くしようとしているのです。しかし弱酸性の洗顔料を使用したところで、洗い流しに使用される水道水は中性です。弱酸性にこだわって洗顔しても、洗顔直後の肌はいつも中性であるということです。人間は肌にアルカリ中和能力というものを備えていて、肌が一時的に中性やアルカリ性になったときでも弱酸性に戻してくれます。洗顔が終われば化粧水を使うと思いますが、その化粧水は弱アルカリ性なので、その時点で肌は弱酸性に戻ります。どのような洗顔法方をとる場合でも、とにかく弱酸性を、とこだわって洗顔料を選ぶ必要もありませんし、弱酸性であれば心配ない、というわけでもないということは覚えておきましょう。洗顔方法の第一として、洗顔料を選ぶ時は酸性かアルカリ性かではなく、自分の肌質に合ったものを選びましょう。肌質が乾燥肌か、脂性肌か、それとも混合肌かで使う洗顔料も違ってくるのです。しかししっとりタイプの洗顔料といっても油分もしくは保湿剤が含まれているかの違いで、適度な油分は肌にも良いものの、それが多すぎるとかえって乾燥を招くことになるので気をつけなければなりません。

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