2009年11月29日日曜日

ボトックスによる多汗症治療の危険性

ボトックスで多汗症治療を行ってから3~4ヶ月以内に筋肉をゆるめる薬や精神安定剤、抗菌剤パーキンソン病治療薬を飲むとトラブルが発生する危険性があるようです。懐妊時のボトックス使用はやめた方がいいでしょう。安全性が確立していません。異常を感じたらすぐに施術したクリニックに連絡するようにしましょう。ボトックスによる多汗症の治療後に注射部分をこすったり、圧迫することはトラブルの原因になります。ボトックス注入には、ボトックスを液体にして間隔をあけて数カ所に注射します。施術部位を強く押さえると、液体のボトックスが分散して、多汗症の治療目的としている筋肉と違う部分まで効果が出るかもしれません。人体の動作に関わる筋肉部分と、ボトックスが作用する汗腺は位置する深さが異なります。身体を動かす筋肉は多汗症治療の部位と違うため、運動の筋肉に支障は出ません。ボトックスは適正な使用が行われる限り安全性に優れていますので、安心できるクリニックを探しましょう。安い製剤を求めるならば、イプセン社のディスポートがあります。アラガン社のボトックスは、ディスポートの使用量の5分の1の分量で治療を行うことができます。多汗症の治療に古くなったボトックスを使い回したり、規定量以上の生理食塩水で希釈して使うクリニックもあるようなので注意が必要です。

0 件のコメント:

コメントを投稿