2009年11月22日日曜日

脇の多汗症になる原因

多汗症のメカニズムを知っている人は、それほど多くはないようです。強いストレスや緊張状態が続いた時の汗を精神性発汗といいますが、これは脇の多汗症の原因の一つに数えられます。心理的な要因で汗が出ることは多少ならずともありますが、脇の多汗症はその中でも限定的な部分から発汗する、局所性多汗症です。交感神経は汗腺の働きを活性化させ、汗をかきやすくさせる作用がありますが、この交感神経は不安を感じたり精神的な緊張で動きが強くなります。また、細かなことを気にしやすい人や、性格が優しい人、完全主義の人などは精神的発汗が起こりやすいようです。ホルモン分泌の乱れが原因となって、脇の多汗症の症状が出る人もいるようです。ホルモンの分泌をコントロールしている器官は自律神経をコントロールしています。体温調整機能の乱れにより脇の多汗症がひどくなった場合、原因はホルモン失調からくる自律神経の乱れであることもあります。更年期が原因でと女性ホルモンの分泌量が減少して同じようにホルモンバランスが崩れてしまい、脇の多汗症になる原因になることもあります。この他の脇の多汗症の原因としては、たばこの吸い過ぎや刺激物の取りすぎ、生活習慣の乱れなどです。ニコチンやカフェイン、辛味などの刺激物や熱い食べ物は交感神経を活性化させ発汗を促す作用かあるため、多汗症の人でなくても汗が出やすい状態になります。脇の多汗症とどうつきあい、どう対処していくかは原因によって異なります。

0 件のコメント:

コメントを投稿