2009年10月22日木曜日

毛穴の種類と広がる原因

私たちが通常毛穴と呼んでいる部分は正式名称を毛包といい、毛根を包む袋状の組織のことです。人間の毛穴は、妊娠6かげつくらいで体全体すべてが完成するといわれています。毛穴にも種類があるのですが、頭部や顔面に生える産毛の毛穴を軟毛性毛方といいます。また髪の毛やひげが生える毛穴で、やはり頭部や顔面にある終毛性毛包があります。それからうぶ毛が生える毛穴で、大きな皮脂腺があり、皮脂を大量に分泌するという毛穴もあります。これは顔以外では前の胸部や背中の中央部にあり、脂腺性毛包と呼ばれています。毛穴の数というものは大人でも子どもでも変わらず、また性別による違いもなくて、顔だけに限定しても20万個はあるといいます。ただし個人差というものはあり、単位面積当たりの毛包の数にはかなりの個人差があります。脂性肌と聞くと、毛穴の数が多いのかと思われそうですが、そうでもありません。毛穴の入り口が大きくて皮脂を盛んに分泌する脂腺性毛包は、顔面に多く存在しているので、顔の毛穴は目立ちやすいのです。毛穴が広がる理由としてあげられるのは、皮脂の分泌が過剰であったり、鼻の周りなど皮脂が多く分泌される部分の毛穴によく見られるような、小さな突起状の角栓があげられます。老廃物である角質が毛穴の中に詰まってしまうと、毛穴は広げられて大きくなるため、毛穴が広がる、という状況になるわけです。

0 件のコメント:

コメントを投稿