2009年12月2日水曜日

多汗症のボトックス治療

汗腺除去法を用いて汗が多量に出る部分を切り開き、汗腺を完全に除去すると、多汗症は治るでしょう。メスを入れることに抵抗のある人や多汗症の程度の軽い人はボトックスによる治療が適しています。ボトックス注入法は多汗症の症状はあっても汗の臭い自体は比較的薄い人や、季節によって発症の程度が異なる人、手のひらなどに対して行う多汗症の治療法です。アポクリン汗腺の力を弱めることはできないので、ワキガそのものは治せませんが、ボトックスによって汗の量は減らすことが可能です。汗が減れば雑菌も繁殖しないようになり、においもかなり抑えられるでしょう。多汗症のボトックス治療では、多量に汗が出るというところに、ボトックスを直接注入します。アレルギーの心配もなく、施術時間は5分~10分程度でカウンセリングの当日に手術を受けることが可能です。それで入院も通院もいらず、術後の痛みも腫れもほとんどないため、生活はすぐにふだんのままに行えます。通勤や通学も全く問題なく、シャワーを浴びることも大丈夫です。手術直後になにもないとはいうものの、数日から1週間たつと変化が現れます。このボトックス治療とレーザー治療を組み合わせて行うと、汗が抑えられるとともに、細菌も繁殖しないようになります。多汗症も治療できる上、汗がにおわなくなって、衣服の黄ばみもなくなります。

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